サウナがむくみを改善する科学的な仕組み

むくみのメカニズム
1.人体の水分の3分の1は細胞と細胞の間を満たしている体液(細胞外液)と、血液の中にある。
2.体のバランスが崩れると、体液の水分が異常に増える。
3.体の表面が腫れた状態になる
これがむくみの正体

人間の体のおよそ60%は水分で、そのうち40%は細胞内(細胞内液)に、20%は細胞外(細胞外液)にあり、そのうち5%が血液(血漿やリンパ液)、15%が細胞と細胞の間にある水分(組織間液)。これらのうち、細胞外液がむくみに関わる。
これらの水分は毛細血管を通じて行き来して、細胞に栄養を届けたり、老廃物を除去したりするが、通常は体内の水分の割合は維持されている。しかし、そのバランスが崩れて組織と細胞の間に余分な水分が溜まると、むくみが発生する。

内水分のバランスが崩れる主な原因は2つ
1.血液の循環が悪い
2.塩分の取りすぎ

1.を解決するサウナ
サウナに入ると血管の弾力性が上がり悪かった血液の循環を良くする。
サウナはむくみの原因である血液循環を解消する。
・サウナに入ると心臓のポンプ機能が約70%上昇し血流が増加
論文名:サウナの健康に関するメリットとリスク
Health effects and risks of sauna bathing
Katriina Kukkonen-Harjula, Kyllikki Kauppinen

2.を解決するサウナ
サウナに入って大量の汗をかくと、細胞外液の水分と塩分も減らすことができる。


よってサウナに入るとむくみの解消を期待できる。